ポリエチレンテルペン樹脂 HC4100
化学的性質
テルペン樹脂は、テルペンの混合物から重合して得られるもので、ポリエチレンとも呼ばれます。優れた粘着付与剤であり、強力な接着力、優れた耐老化性、高い凝集力、耐熱性、耐光性、耐酸性、耐アルカリ性、無臭性、無毒性など、優れた性能を備えています。
テルペン樹脂の顕著な特徴
- この製品は淡黄色透明で脆い固体粒状の熱可塑性プラスチックです。
- 無毒、無臭、放射線耐性、酸素、熱、光に対する結晶化防止特性があり、比較的安定しており、酸、アルカリに強く、電気絶縁性が強い。
- アルコール、トルエン、テレピン、ガソリン等には溶けますが、水、メタノール、エタノールには溶けません。
仕様
テスト項目 |
仕様 |
外観 |
淡黄色の顆粒 |
軟化点(R&B)℃ |
100±5 |
酸価(mg KOH/g) |
≤1 |
灰分含有量 %(重量) |
<0.1 |
色(ガ) |
4-6 |
応用
- テルペンは優れた新しいタイプの樹脂粘着付与剤であり、ロジン粘着付与剤やロジン改質樹脂などの材料や油よりも性能が優れています。また、ホットメルト接着剤材料の改質剤でもあります。
- ゴム、プラスチック、インク、コーティング、ホットメルト接着剤、感圧接着剤、接着剤、ケーブル、カラー印刷、塗装、包装、防染油、チューインガムなどの業界で広く使用されています。