エチルシリケート TEOS Crosile® SI50
化学的性質
テトラエチルオルトシリケート クロシル® SI50 常温では無色または淡黄色透明の液体で、エーテルに似た味がする。エタノールやアセトンなどの有機溶剤と混和し、水と加水分解反応を起こしてケイ酸ゾルを生成し、発熱する。湿った空気中では白濁するが、静置すると透明になり、毒性はない。
仕様
テスト項目 |
目標値(仕様、制限) |
外観 |
無色からわずかに黄色がかった透明液体 |
密度(20℃、g/cm3) |
1.08-1.25 |
粘度(25℃、mPa・s) |
50~250 |
シリカ(SiO2)含有量、% |
50-52 |
酸度(HClとして) |
≤ 0.1% |
応用
テトラエチルオルトシリケート Crosile® SI50 機械製造、高級防錆コーティングおよび耐熱コーティング、有機合成、通信機械などの業界で広く使用されています。
» 安定した保管、液体、低粘度、低 VOC、高引火点、非揮発性。
» 塗料およびコーティング剤用のバインダー
» シリコーンゴム用架橋剤
» インベストメント鋳造用バインダー
» セラミック材料用バインダー。