固結防止剤沈降シリカ フェルコシル 826
流動性向上剤、固結防止剤、キャリング剤
同義語
ホワイトカーボンブラック、沈降シリカ、ホワイトカーボン、飼料添加物、ホワイトフィラー、シリカキャリア、固結防止剤
仕様
アイテム |
仕様 |
|
外観 |
白い粉 |
マイクロパール |
加熱損失(105℃)% |
≤6.5 |
≤6.5 |
強熱減量(1000℃)% |
≤8.5 |
≤8.5 |
DBP油係数 cm3/g |
2.0~3.5 |
2.0~3.5 |
SiO2(含有量)% |
≥96 |
≥96 |
pH値 |
5.0~8.0 |
5.0~8.0 |
重金属(Pb)mg/kg |
≤30 |
≤30 |
mg/kgとして |
≤3.0 |
≤3.0 |
カドミウム mg/kg |
≤0.5 |
≤0.5 |
鉛(mg/kg) |
≤5 |
≤5 |
Na2SO4% |
≤4.0 |
≤4.0 |
平均粒径d50μm |
60~150 |
180-400 |
応用
動物飼料添加物の担体、流動防止剤、固結防止剤として
シリカは、ミネラルプレミックスやビタミンプレミックスなどの粉末添加剤の流動性を向上させ、凝集を防ぐ上で重要な役割を果たします。流動助剤や凝集防止剤として使用する場合、シリカ粒子は比較的小さく、添加量も少なくて済みます。一方、担体として使用する場合、シリカ粒子は大きくなり、%以上の吸着が可能になります。
粉末添加物にシリカを添加することで、より均一かつ正確に投与できるようになります。これにより、処理効率が向上し、製造業者にとってコストの負担となるダウンタイムが削減されます。飼料添加物のキャリアとしてシリカを使用することで、液状の原料や添加物を流動性の高い乾燥粉末やプレミックスに変換できます。これにより、飼料の原料や添加物を高濃度に配合しながらも、粘稠度を維持することができます。
飼料メーカーは、シリカ担体の使用により、製造工程における混合・加工の効率化が可能となるため、全体として大きなメリットを得ることができます。シリカ担体の使用は、飼料の流動性を向上させるだけでなく、貴重な添加物を飼料全体に均一に分散させるのにも役立ち、最終的には動物の健康と福祉に有益です。