不均質ロジン RC 101
CAS: 8050-09-7 EINECS: 232-475-7 HS.CODE: 380610
化学的特性
不均化ロジン (DPR) RC 101 はデヒドロアビ酸とジヒドロアビチア酸の化合物で、DPR RC 101 は適切な温度でガムロジンの触媒反応によって処理されます。合成ゴム産業では、不均化ロジン DPR RC 101 は、スチレン - ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、アクリロニトリル - ブタジエンゴム、アクリロニトリル - ブタジエン - スチレンゴムなどのさまざまな製品の製造における乳化剤として使用されます。
DPRを乳化剤として使用することにより、ゴム製品の凝集力が向上し、耐熱性が25%向上します。通常のスチレンブタジエンゴムに比べ、摩耗、裂傷に対する耐久性に優れています。天然ゴムと配合すると粘着力が大幅に向上します。
DPR RC 101は、接着剤、水性粘着剤、顔料、チューインガムの原料である合成ゴムの品質を向上および強化するための乳化剤として機能するカリウム石鹸の重要な成分としても使用できます。
仕様
試験項目 | RC101 |
色 |
2-4 |
アビエチン酸、% |
97-103 |
デヒドロアビエチン酸、% |
≥45 |
軟化点、R&B、℃ |
75分 |
酸価、mg KOH/g |
150.0分 |
不けん化物、% |
最大12.0 |
応用
- チューインガム
- カリウム石鹸の重要な成分で、合成ゴムの品質を向上および強化する乳化剤として機能します。
- フラックスはんだ付け用の材料
- 顔料
- 接着剤の原料
- 水系粘着剤
保管所
- 光との接触を避ける
- 混入しない物質から隔離してください
- 現在のすべての規制と基準に従って保管および取り扱いしてください。
- 涼しく乾燥した場所に保管
- 密閉容器に保管する